アンタッチャブル
November 03, 2011 08:13 カテゴリ:Baseball
30ティームのトップページを完成させたと言ってから、またしても忙しさにかまけているうちに時が経ち、しかしおかげさまをもちまして、わたくしの長年のひいきであるセイントルイス・カーディナルズが11回目の世界一を成し遂げることができて、たいへんに喜んでおりました。「HISTORY」で、1982年のワールドシリーズのことを書いておりますが、わたくしがセイントルイスを応援するようになったのがその時からであるので、今年2011年はちょうど30年目ということになります。その間に3度も世界一を見ることができてしあわせです。平均すれば10年に1度というから、数字の上ではあまり多くないように見えても、MLB全体で最低26ティーム、リーグには少なくとも12ティームが所属していたことを考えれば、水準以上の出来と言えるでしょう。
ティームにワールドチャンピオンをもたらして、監督トニー・ラルッサが野球界からの引退を発表しました。ラルッサがMLBで采配を揮うようになったのは、1979年のシカゴ・ホワイトソックスが最初です。この年開幕当初は、ドン・ケシンジャーが当時としても珍しかったプレイヤー・マネージャーとしてティームを率いていました。しかし、46勝60敗という成績不振のために解任され、その後をラルッサが引き継いで27勝27敗の五分の成績でシーズンを終えたわけです。ラルッサは、それから8年シカゴの監督を務めます。1983年は、ラルッサが初めて最優秀監督に選ばれた年ですが、この年のシカゴは、当時のアメリカンリーグ西地区で99勝を挙げ、2位以下は全て勝率5割未満という圧倒的な強さを示したものでした。
1986年途中にシカゴを解任されたものの、すぐにオークランド・アスレティックスに迎えられました。そして1988年から1990年にかけて、3年連続アメリカンリーグ優勝と、ティームにとっても自分にとっても、黄金時代を築き上げることになります。セイントルイスにやって来たのは、オークランドで10年を過ごした後の1996年のことで、それから足掛け16年、ここでの仕事を続けてきました。気が付いたら監督としてのキャリアは33年となり、ニューヨーク・ジャイアンツで30年半も采配を揮った殿堂入り監督ジョン・マグローと並ぶことになりました。わたくしがMLBに興味を持ち始めたとき、コーネリアス・アレグザンダー・マギリカディことコニー・マックが、フィラデルフィア・アスレティックスで50年監督を務めたという話に驚き、その記録に続くのがマグローでした。マックはともかくも、マグローの記録も、監督交代が頻繁に行なわれる現代MLBにおいては、ある意味アンタッチャブルだと思われたものです。いや、ラルッサがマグローに並んだとは言え、今でもやはりアンタッチャブルな記録であることには変わりはないでしょう。昨年惜しまれながらMLBから退いたボビー・コックスでさえ監督生活は29年間。コックスの場合には、1986年から1989年までの4年間の空白があったことが惜しまれます。
ラルッサが去った後、セイントルイスの監督には誰が招かれることでしょう。有力と見られているのは、2004年のワールドシリーズで世界一を争ったボストン・レッドソックスのテリー・フランコナ。タムパベイ・レイズをポストシーズンの常連ティームに育て上げたジョー・マッドンを狙っているという噂もあれば、内部からの昇格ならば三塁コーチのホセ・オケンドという話もあるようです。個人的には、セイントルイスのメンバーとして馴染みの深いオケンドの就任を希望します。わたくしはタムパベイも好きなので、マッドンにはもうしばらくレイズで采配を揮ってもらいたいですね。
ティームにワールドチャンピオンをもたらして、監督トニー・ラルッサが野球界からの引退を発表しました。ラルッサがMLBで采配を揮うようになったのは、1979年のシカゴ・ホワイトソックスが最初です。この年開幕当初は、ドン・ケシンジャーが当時としても珍しかったプレイヤー・マネージャーとしてティームを率いていました。しかし、46勝60敗という成績不振のために解任され、その後をラルッサが引き継いで27勝27敗の五分の成績でシーズンを終えたわけです。ラルッサは、それから8年シカゴの監督を務めます。1983年は、ラルッサが初めて最優秀監督に選ばれた年ですが、この年のシカゴは、当時のアメリカンリーグ西地区で99勝を挙げ、2位以下は全て勝率5割未満という圧倒的な強さを示したものでした。
1986年途中にシカゴを解任されたものの、すぐにオークランド・アスレティックスに迎えられました。そして1988年から1990年にかけて、3年連続アメリカンリーグ優勝と、ティームにとっても自分にとっても、黄金時代を築き上げることになります。セイントルイスにやって来たのは、オークランドで10年を過ごした後の1996年のことで、それから足掛け16年、ここでの仕事を続けてきました。気が付いたら監督としてのキャリアは33年となり、ニューヨーク・ジャイアンツで30年半も采配を揮った殿堂入り監督ジョン・マグローと並ぶことになりました。わたくしがMLBに興味を持ち始めたとき、コーネリアス・アレグザンダー・マギリカディことコニー・マックが、フィラデルフィア・アスレティックスで50年監督を務めたという話に驚き、その記録に続くのがマグローでした。マックはともかくも、マグローの記録も、監督交代が頻繁に行なわれる現代MLBにおいては、ある意味アンタッチャブルだと思われたものです。いや、ラルッサがマグローに並んだとは言え、今でもやはりアンタッチャブルな記録であることには変わりはないでしょう。昨年惜しまれながらMLBから退いたボビー・コックスでさえ監督生活は29年間。コックスの場合には、1986年から1989年までの4年間の空白があったことが惜しまれます。
ラルッサが去った後、セイントルイスの監督には誰が招かれることでしょう。有力と見られているのは、2004年のワールドシリーズで世界一を争ったボストン・レッドソックスのテリー・フランコナ。タムパベイ・レイズをポストシーズンの常連ティームに育て上げたジョー・マッドンを狙っているという噂もあれば、内部からの昇格ならば三塁コーチのホセ・オケンドという話もあるようです。個人的には、セイントルイスのメンバーとして馴染みの深いオケンドの就任を希望します。わたくしはタムパベイも好きなので、マッドンにはもうしばらくレイズで采配を揮ってもらいたいですね。